住まいの安心と快適を支える、こだわりの性能
私たちの家づくりは、見えない部分にこそ真心を込めています。
土台や柱、通気、職人の技、そして性能。
「夏は涼しく、冬は暖かい」「地震にも強い」——家族がずっと安心して暮らせるよう、高い水準の断熱性能と耐震性能を標準仕様としています。

暮らしを快適にする断熱性能
断熱性能とは、家の中の「快適さ」と「省エネ性」を左右する大切な指標です。
UA 値で評価され、値が小さいほど性能が高くなります。
UA 値とは?
UA 値(ユー・エー値)とは、「外皮平均熱貫流率」のことで、建物全体の断熱性能を示す指標です。
住宅の外皮(屋根・天井・外壁・窓・床)から熱が逃げる程度を計算で求めた数値です。逃げる数値なので、値が小さいほど性能が高く、冷暖房効率にも優れています。

UA値の目安
地域区分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基準値 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
- UA 値0.87 以下:断熱等級4(2025 年基準)
- UA 値0.6 以下:断熱等級5(ZEH 基準)
- UA 値0.46 以下:断熱等級6(GX ZEH 基準)
- UA 値0.26 以下:断熱等級7(最高ランク)
住宅性能表示制度
断熱性能等級

これも省エネパッシブデザイン
〜自然のエネルギーを利用する家づくり〜
自然の力を利用して、小さなエネルギーで心地よい暮らしを実現する。
ハウジングサービスが推奨する「パッシブデザイン」
私たちは四季を通じて、光と風をコントロールし、機械に頼らず自然の力を利用して快適に暮らすことができる住まいづくりを目指しています。
例えば福井の厳しい冬でも、室内に太陽の熱を取り込み、その熱を逃さなければ、室温を保つことができます。暑い夏も太陽の熱を遮断し、外からの風を室内に流すことができれば、エアコンをフル稼働させる必要もありません。また、陽射しを室内に取り入れることで、明るい室内をつくることができるのです。
建物の形や向き、窓の位置や庇や軒の出などにより、太陽光や熱、通風などの「自然エネルギー」をそのまま受動的(パッシブ)にコントロールして快適な住環境を設計する建築デザインをご提案いたします。
夏は、直射日光を遮り涼をとる
室内を涼しく保つために、侵入する日射量を軽減する工夫を施します。
例えば、軒や庇、さらには庭木を利用することで太陽光を遮ります。また、リビングに吹抜けを設けたり、室内の高い位置(小屋裏等)に換気用の窓を設けることで立体的な風の流れを作りだします。
これらの対策で冷房エネルギーを15〜45%程度軽減できます。
冬は、陽射しをできるだけ採り込み暖をとる
冬期は、軒や庇の下をすり抜けて窓から入り込む陽射しを蓄熱し、日が陰ったときや夜間に利用します。
そのため、南向きや東向きの窓を多くとり、さらに床・壁・天井などに蓄熱効果のある熱容量の大きい自然素材を使用します。
これらの対策で暖房エネルギーを5〜40%程度削減できます。
間取りと窓の配置で”風通しの良い家”をつくる
自然の風が吹き抜ける心地よい住まいにするために大事なことは、窓の配置と形状です。
敷地が持つ本来の風の流れを考えながら、風を採り込む窓と、風を逃がす窓の2つの窓を対角線上に配置することで心地よい空気の流れを生み出します。また、立地条件によっては、窓の形状を引違いではなく外に開くタイプ(縦すべり出し窓)を採用します。建物と平行に流れる風をキャッチして、効率的に風を採り込むようにするためです。
間取りの考え方と窓の配置や形状次第で、エアコンに頼りきらない優しい自然の風を感じる快適な生活をおくることができるのです。
引き違いの窓では、壁に並行に流れる風は、あまり室内に入ってきません。
縦すべり出し窓なら、壁に平行に流れる風を捕まえ、室内に採り込むことできます。
風はまっすぐ進み、壁にぶつかれば、曲がって更に進みます。その習性を理解して風の入口と出口をつくる設計が必要です。そのため、各居室は全体の角(コーナー)に配置して、それぞれ対角線状に2ヶ所以上の窓を設けます。
家族を守る耐震性能
日本は地震大国。耐震性能は命を守る基本です。
耐震性能は「耐震等級1~3」で評価され、数字が大きいほど耐震性が高くなります。

耐震等級
「耐震等級」とは、2000年に施工された地震に対する建物の強度を表す指針。
その基準は、耐震等級1から等級3まで、性能の高さを段階的に表しています。

建築基準法の最低限の基準
震度5程度では損壊せず、震度6強程度でも即時に倒壊・崩壊することはありません。

公共施設や長期優良住宅の認定基準
耐震等級2は、避難場所に指定される学校や病院などの公共施設や長期優良住宅が備えるべき最低限の等級です。


災害復興の拠点となる施設に求められる基準
消防署や警察署などの建物は、倒壊・崩落することなく災害復興の拠点として機能し続けられるだけの高い耐震性が求められるため、耐震等級3で建てなければならないとされています。

なぜ性能が重要なの?
断熱性能や耐震性能は、単なる数値ではありません。
それは「快適さ」や「健康」、そして「命を守る安心」へとつながるものです。
ヒートショックの
リスク軽減
冷暖房費の削減
耐震等級2相当の
安心感※
⾧期にわたる
資産価値の
維持にも貢献
※設計上は耐震等級2と同等の耐震性能を持つように作られているものの、第三者機関による評価を受けておりません。
もちろん、評価を受けることは可能です。
当社では、お客様のご希望や
ライフスタイルに合わせた
最適な性能をご提案いたします。
お客様の暮らしに、確かな品質を。
「目に見えるデザイン」だけでなく、「目に見えない性能」「目に見えない素材」にも徹底的にこだわる。
それが、私たちが大切にしている“本物の家づくり”です。
お気軽にご相談ください。
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