施工実例
スキップフロアでつながる空間と家族の家
明るい吹き抜けが印象的なSさん邸では、階段の踊り場に位置する中2階を介して、1階と2階さらにロフトスペースにまで広がる4層構造が大きな特徴。スキップフロアの発想で、実際の面積よりも広く感じられるようになったのは、まさにデザインの妙というもの。〝真壁・登り梁工法〟も取り入れられ、無垢の構造材も室内の意匠に。木の香りが漂い、暮らしていて「空気が美味しい」とすら感じるような心地よい住まいに仕上がった。キッチンからは、1階部分はもちろん吹き抜けを通して中2階までよく見渡せるので、「家事をしていても、子どもの様子をうかがい見ることができて安心です」とSさん(妻)。「これから子どもの成長や、ライフスタイルの変化にあわせて、柔軟に空間を使うことができるように」と、壁をつくらず引き戸を用いるなど、可変性の高さも大きなポイントになっている。